前田義子の美しい女性の条件ニューヨークに生活の拠点を移し、東京を行き来する多忙な日々を送る一方、デザインワークの合間には週3回の朝乗馬と週末のテニスでアクティブに過ごす。お手伝いさんを使う立場で優雅な日常論を述べるより、彼女の今の地位を築くまでの道のりのほうがはるかにおもしろい。そこまで読みやすさを犠牲にしたわりには、イメージ豊かで心に残るデザインというわけでもなく、書体選びや写真の配し方はむしろ陳腐。
文章のレイアウトが各ページで違うため、文中に矢印が多いのが私は多少気になったけど、前田義子さんやFOXEYのファンの方は即買いされるんでしょうね。スタイル重視で整理整頓をモットーにしている著者の主張にまったくそぐわない、その乖離ぶりは滑稽とさえいえる、ある意味貴重な珍本だといえよう。
この内容で、この値段はかなり高すぎというのが本音。書評書評トラックバックこの商品へのトラックバックはこちらに → http://ping.bk1.jp/tbk.cgi/2527042*3時間毎に反映されます。オーナーデザイナーとして、一人の女性として今、一番輝いている女性が語った日常の中の「ある美しい生き方」。
ただ、私のようにニューヨークで小・中・高・大学を過ごした人間は本当に当たり前のことばかりの羅列で、このようなことを敢えて活字にしなければならないほど日本人の女性は日常が忙しく、心が病んでいるのだろうかと思ってしまったほどです。